■鈴木柯葉・文「石の唄」(未刊行)<PDFで公開しています>
ここではイラストが掲載されている部分のみ公開しています。(文章だけのページは公開していません)
2004年、毎年開催している飯田橋の個展会場に文作者の鈴木さんがたまたま入ってきました。鈴木さんは展示してある絵を見て自分の書いた短編に絵をつけて欲しいと言いました。
後日原稿をいただいて読んでみるととても素晴らしい内容で、絵をつけて大人の絵本のようなモノにすることにしました。その後舞台となる鎌倉の長谷近辺を歩いて回って絵のモチーフも模索。とりあえず私家版として手作りで絵本にしました。商業的に売る本とするにはページ数が少なすぎて薄くなってしまうので難しい状態ですが、Web公開などではとても好評です。
あなたと最後に会った日は雪が降っていて、しんと静まり返った駅までの道を、交わす言葉もなく歩いたのでしたね。《透明水彩》駅前のベンチ 昭和の郵便ポスト(12cm×16.5cm)
今日、鎌倉へ行ってきました。《透明水彩》江ノ電(22cm×22cm)
江ノ電に乗りました。日曜日だったから、親子連れや若いカップル、お年寄りのグループで、車内は混んでいました。《透明水彩》(38cm×27cm)
光っているのは、彼の左腕でした。おそらく、プラスティックのような樹脂でできているのではないかな。《透明水彩》(38cm×27cm)
改札を出ると、彼は海のほうへ向かいます。わたしの足は、彼のいくほうへと向いていました。《透明水彩》長谷寺から望む町並(39cm×29cm)
わたしも浜に降りました。きっと、彼は、わたしが彼のあとをついてきてたことに気がついているだろうとは思ったけど、もう、そんなこと、どうでもよかったから。《透明水彩》長谷寺の木彫の仏像(16cm×18.5cm)
すると、海からの風にのって、なんとも素朴な音がきこえてきたのでした。《透明水彩》由比ヶ浜 鳶(18.5cm×25.5cm)
ああ、あなたの声が聴きたいな。《透明水彩》雲間を飛ぶ鳶(33cm×25cm)
海は凪の時を迎えようとしています 。」《透明水彩》由比ヶ浜の海(39.5cm×26.5cm)
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