各部門一部をご紹介します。
■ 書籍挿画例(一冊の書籍の中で点数の少ないイラストをここにまとめております)
実業之日本社刊『「もしも?」の図鑑~ピラミッドの建て方~』のための挿画。
左から{《透明水彩》(各33.2cm×23.7cm)} ・もしもボロブドール遺跡の、5kmに及ぶ回廊が一直線だったら?の想像画
・マスジド・ハラーム寺院は100万人もの参拝者を収納可能である。もしも100万人を収容するべく、寺院の周りに東京ドーム(100万人は東京ドーム約15杯分)が集まったら?の想像画
・もしもマチュピチュ人と現代人が一緒に暮らしたら?の想像画
「人力移動と野営術“無人地帯”の遊び方」(グラフィック社)高橋庄太郎・土屋智哉・池田圭・藤原祥弘・小雀陣二・矢島慎一
・キャンプ設営場所選定の条件《鉛筆画》(36.4cm×25.9cm)
・テント内を有効に使うための創意工夫
・キャンプにおける害虫、害獣
「日本ソフトカプセル産業史」(出版文化社刊)近藤隆著
戦前の肝油に始まり、戦中・戦後と日本人の健康を支える一産業として発展してきたソフトカプセル産業。その歴史を通じて、時代の変化をとらえ、大胆に挑戦してきた先人たちの気概。巻頭カラーページのソフトカプセルの製造工程。(透明水彩)
著者の近藤さんに直にお話をお聞きし、細かい部分の疑問点を補い、見た目にわかりやすくイメージしやすく描きました。
「まんが少年、空を飛ぶ」(山崎祐則著・偕成社刊)の中で、戦闘機のイラストを担当しました。19歳で特攻で亡くなったペンネーム青空高士さんが、入隊から戦死までの2年半に家族にあてて送った手紙やスケッチをまとめた本。
山崎さんが操縦した航空機の絵は描かれていなかったため、それを補うイラストです。陸上爆撃機「銀河」「零戦」「練習機赤とんぼ」を描きました。
2009年10月出版の福島正伸著「理想の会社」(きこ書房)のためのイラスト。
左上:目次ページ用・講演を行う福島正伸氏《鉛筆画》(原画(34cm×25cm)。右上2枚:カバー表・ウラのためのイラスト(既存のオリジナル画を使用)。下:本文ページ下部用イラスト《鉛筆画》。ページをめくると少しずつ風景が移動していくような雰囲気になる。
理工学書 挿画《adobe IllustratorCS5で作成》中学校時代の同級生、山田宏工学博士の初著書の挿画を担当しました。研究者や専門学生向けですこぶる固いので、ホッとするようなイラストを、という依頼でした。コロナ社刊「力学の基礎とバイオメカニクス」山田宏著(2012.4出版 コロナ社)。中央のダビンチはカバーイラストとしても使用。
ポプラ社刊『再発見!くらしのなかの伝統文化4~町なみと日本人』のための挿画《透明水彩》
お寺の境内の説明、京都の町屋の見取り図、風土や産業による民家の形、土蔵の構造など
『ジャパニーズ・ウイスキーで世界に挑む 新世代蒸留所からの挑戦状』(repicbook)すわべ しんいち 著《透明水彩》
左上:古き良きサントリーのトリスバーのイメージと、元野球選手イチローモデルのモルツ。
その他:ウイスキー蒸留所の製造過程を解説するイラスト
■ 雑誌・ムック 挿画 etc(一冊の雑誌等の中で点数の少ないイラストをここにまとめております)
セゾンカード会員誌「SAISON express」2023年12月号の「特集・上野に集う」用見開きマップ。下地のマップとその上に重ねるイラスト群すべてを制作(鉛筆線+透明水彩)
マップはラフの段階でAdobeillustratorで作成。見開きとしてのレイアウト(タイトル文字、見開きのノド位置)を考慮して、実際の道路地図を変形させています。
道路地図の校正後、鉛筆線にてマップを線引きし、背景の色は別紙に透明水彩で塗ってデジタル上で合成。必要な各建物や木々、カット等も別紙に描いてデジタル上で配置しています。
すべて手描きのため(手描き感を要望されたため)本描き後の修正は困難でなかなかマップ案件をお請けすることが難しかったですが、ラフ段階で慎重に校正して頂き、完全にOKの状態でマップを本描きしました。マップの鉛筆線は強すぎるので半調にしております。
月刊「ジパング倶楽部 2023年1月号」“特集『家康に出逢う京の旅 に出逢う京の旅 』"。京都市内の家康ゆかりの寺院を紹介し、そこにゆかりの武将などのイラストを担当。現存するそれぞれの肖像画は静的なモノが多いので、それを元にして動きのある雰囲気にとのご要望でした。《鉛筆+透明水彩》
左上から:石田三成・徳川家康・豊臣秀吉・阿茶局・徳川家光・前田利家・織田信長。徳川家康については現存する肖像画が老齢の絵なので、これから始まる大河ドラマに合わせて若めの雰囲気にとのご依頼でこのようにしてみました。各文字も文章は指定で、それぞれに合うように手書きで配置して欲しいとのご要望でした。
月刊「ジパング倶楽部 2019年9月号」“瀬戸内の橋めぐり”のための挿画。《ペン+透明水彩》(各10cm×8cm)
上から:安芸灘大橋・多島美と調和する壮麗な吊り橋。音戸大橋・双子のような真紅のアーチ橋。蒲刈大橋(10cm×8cm)・幾何学模様が美しいトラス橋。多々羅大橋・斜張橋ならではの直線美が魅力。大三島橋・本州四国連絡橋の第一号となった橋。
里の秋《透明水彩》(36cm×25.7cm)月刊「新世」2016年9月号の特集記事のためのイラスト。そのままトンボが飛ぶ「里の秋」を普通に連想するイメージ通りに作ってみました。
月刊「山と渓谷」(山と渓谷社)2008.6月号のためのイラスト。ヤクシカと屋久島の風景。
留学生情報誌「wish」連載石田ゆうすけ氏エッセイ挿画《色鉛筆》雑誌が休刊になってしまったため、連載2回で終了(涙)。
下:アラスカの夜。石田ゆうすけさんのエッセイを読ませていただいて想像して描いたのですが、その石田さんから編集者へ「ホントにこんな光景だったんですよ!」と感激のご連絡をいただき、文章を削ってもっとイラストを大きく使ってと要望していただきました。。
上:キャンプの様子。
COMIC 陣 vol.1(ぶんか社)巻末解説ページ用イラスト《透明水彩》(37cm×26.3cm)。ぶんか社発行の時代劇専門コミック「陣」創刊号の巻末解説ページ用イラスト。劇画中で登場する江戸時代の町を水彩画で再現する企画。現在の東京秋葉原辺りにあった「柳原土手」。当時の古着屋街でもあった。
滝廉太郎「花」《鉛筆》 (36cm×25.7cm)月刊「新世」に連載されている 「思い出オルゴール」2013.5月号のためのイラスト。滝廉太郎作「花」がテーマなので、この歌が作られた100年前の隅田川をイメージしました。浮世絵を参考にしつつ、実際の隅田川の川幅にも注意しながら構成しました。左は別ページのカットで、右の空部分に歌詞が入ります。
「近藤尭の酵素塾」(「野草だより」野草酵素刊)タイトルイラスト《透明水彩》(11.5cm×10.5cm)
継続は力なり《透明水彩+ペン》(14.5cm×10.8cm)月刊「新世」2019年2月号特集ページのためのイラスト。文字通り「継続は力なり」を象徴するイラストをということでこのようにしてみました。
CDジャケット《パステル》(28cm×28cm)シャンソン歌手、秋篠樹里亜さんのアルバム「YOUR BIRD」のジャケットのための絵。ある日秋篠さんからジャケットのための絵を描いて欲しいと連絡がありました。Webサイトを見ていただいて非常に気に入っていただけたと言うことで。CDのタイトル曲を聴かせていただきイメージしたパステル画を描きました。裏面の絵は既存のオリジナル画で、この絵を使いたいと要望されました。
笑顔体操《鉛筆+コピック》月刊「新世」2020年4月号「笑いは百薬の長。仕事は楽しく、人生はおもしろく(中井宏次)」のためのイラスト
「心もからだも健やかに」『月刊新世』(2021年1~12月号)掲載の身体のツボのためのイラスト。和紙に筆。
家具組合の会報誌のためのカバーイラスト《透明水彩》。レンガのような赤いタイル貼りで、中の家具もよく見える洋館をというご依頼(左上にタイトルが入ります)。右の鳥は裏表紙用。
月刊「2nd」2023年11月号。ネクタイの結び方(プレーンノット)の解説図と解説者のケン青木さんの肖像画。5点の連続図はペン+CG網掛け。他は鉛筆画。
■ イラスト制作実績 ■
~ 手描きの温もりでなじみやすいイメージ作りを ~
▼ 実績別見本 ▼
CM・広告・装画 等
絵本
書籍:図鑑、解説本
書籍:文学(エッセイ、ノンフィクション含む)
ぬり絵
書籍:その他
雑誌・ムック
定期刊行物連載
オリジナル作品
その他の創作
~ 手描きの温もりでなじみやすいイメージ作りを ~