大阪市の小学校社会科副読本、令和2年版「わたしたちの大阪」にイラストを描きました。
日本文教出版刊の「3・4年の社会科:わたしたちの東大阪」「わたしたちの大阪北河内版」「わたしたちの大阪泉北版」「わたしたちの大阪4年」「わたしたちの大阪3年」に掲載されました。
各イラストはリンク先をご参照くださいませ。
https://www.1b-town.com/gallery-menu/textbook/
■健康なくらしをささえる
水、電気、ガスを誰がどのように使っているのか。
また、ゴミ出しはどのようにしているのか、を考えるためのイラスト。
大阪の前提だけど、現実には存在しない町並みを創造。
右中央のフリーマーケットはリサイクルを表現。
近景の住宅街と遠景のダム、川、港、海を俯瞰で一望で見せるためには、やはりこのような何段かの高台で表現するしかありません。
10枚近いラフを描き直して検討し、最終形にたどり着いています。
中央付近、川沿いにゴミ拾いをしている人たちは、手描きでわかるように描くには小さ過ぎるため、別に大きめに描いて縮小合成しています。
指示書をいただいてから納品までの全作業は1ケ月半ほどです。
■大阪市のようすと人びとのくらし
通学路の周囲の環境を考えます。
古い寺町と港町の2パターン。
港町(右上)には、港、工場、商店街、住宅街などを表現。
商店街の一角を拡大したイラストを別途描いております(左上)
寺町は四天王寺をモデルに架空の町を作り出しています。
俯瞰図(右下)には、坂のある住宅街(通学路)、寺社、小学校、住宅街、商店街(上部)の要素を入れています。
それらがバランス良く見える俯瞰角度で描きました。
また、俯瞰図の中の坂道(左下左)、山門前の登校(左下右)を拡大描写。
全作業は1ヶ月ほど。