先週の金曜日(8日)にて、約1ヶ月半のデイホームでの展示が終了しました。
ひょんな事からネットで「展示していただける世田谷在住のイラストレーター募集」というのを見て連絡してみたことがきっかけでした。

JALグループのJaluxが運営している「ソルシアス上用賀」という世田谷にあるデイ施設で、
「ふだんは、お客さま以外が利用されないデイサービスですが、もっと身近に感じていただければとの思いから、お客さまが過ごされているホールへ続く廊下や、2階の開かれた空間などに展示をいたします。施設とは感じさせない雰囲気ですので、ぜひともご来館をお待ちしております。」
とのソルシアス様側の趣旨でお手伝いをさせていただきました。

自分も長く認知症の母上を介護した経験があり、その当時に素晴らしいケアマネやヘルパーさんたちにも助けられ、そういう方面に自分の仕事で恩返しになる事は出来ないか、と考えていた事もありました。
また今回の施設担当者の、介護施設のあり方や運営の仕方等々の考え方にもとても共感したという事もあります。

本当は3ヶ月以上、その後も千葉にある施設でも展示をというありがたいお話しをいただいたのですが、自分も頻繁に展示を開催していて、作品と額が必要となるために4月8日までとさせていただいておりました。

地域で告知もしていただいたため、展示中は近隣の方も展示を楽しんでいただいた様で、またデイの利用者さんも熱心に見入っている方が多かったと聞きます^^
絵の前で批評や感想を頂いたり、何度か施設内で絵の配置換えをすると、また新鮮な気持ちでその絵を観たり、いろいろお役に立っていたようです。

こういう試みはあまり無いと思うので、もっとこういう方面でイラストが役立てる方向性を探っていきたいと思います。